ブロックシステム(マークの決め方)

前回ブロックのシステムの重要性についてサラッと述べたと思います。

 

ここでは、1.のブロックのマークのつき方について述べていきたいと思います。

 

マークのつき方は、2つあります。

 

1つ目は、マンツーマンブロックです。

マンツーマンブロックはラリーの前に1人1人ブロックにつく人を決めて、その人にどこまでも追っていくブロックです。

 

メリットとしては、誰が誰をマークするかが明確になりますが、デメリットは、選手同士が交錯するような時間差攻撃に対しては対応しにくくなります。

 

また、1枚ブロックになりやすいので、個人のブロックがとても重要になってきます。

 

1枚ブロックはスパイカーの打つコースが広くなるので、ブロックをかけるのは、難しくなります。

 

2つ目のゾーンブロックでは、1人1人がブロックにいく範囲を決めて、その範囲にトスが上がれば、担当の人がそこにブロックしにいくブロックです。

f:id:cody971219:20200928215414p:image

 

ほとんどのチームでは、マンツーマンブロックはほとんど見られず、

現在はブロッカー3名で守るゾーンを分担するブロックが主流となっています。

 

f:id:cody971219:20200928215504j:image

 

 

これらのブロックシステムを知るメリットとしては、個人レベルのメリットとチームレベルのメリットがあります。

 

 

個人レベルでは、マークを明確化し、

絞ることで判断力・反応速度が著しく向上します。

 

f:id:cody971219:20200928211846j:image

チームレベルでは、点を決められた時、その時の状況からミーティングで問題点を洗い出すことができます。

これは、ブロックだけの問題ではなく、後衛のポジショニングの良し悪しも考えることもでき、

 

チーム全体の課題につながります。